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赤ちゃんのうつぶせ寝とSIDS(乳児突然死症候群)について

赤ちゃんのうつぶせ寝は、SIDS(乳児突然死症候群)になりやすいと言われています。SIDSとは、元気だった赤ちゃんが、睡眠中に突然なくなってしまう病気です。日本では、赤ちゃんの6000~7000人に一人におこると推定され、生後2~6か月の時期に特に多いとされていますが、稀に1歳以上でも起こることがあります。SIDSのはっきりとした原因はわかっていませんが、これまでの研究で、時期としては冬季に、時間帯としては早朝から午前中に多く、男児、早産児、低出生体重児、うつぶせ寝、両親の喫煙、人工栄養児に多いことが分かっていますが、いずれも直接の原因ではありません。うつぶせ寝を避けること、できるだけ母乳育児を行うこと、赤ちゃんのそばでの喫煙を避けること、寝室は赤ちゃんとママは同室にするが添い寝はしない、柔らかい寝台には寝かせない、児の体格に適切な掛物を使用する、温めすぎにならないようにするなどで、リスクを減らせる可能性があると言われています。

SIDSは、うつぶせ寝、仰向けのどちらでも発症しますが、寝かせるときにうつぶせに寝かせた時の方が、SIDSの発生率が高いという研究結果が出ています。SIDSが最も起こりやすいのは生後2~6か月ごろですが、1歳くらいまでは起こる可能性があります。SIDS予防のために、少なくとも生後6か月ぐらいまでは、仰向けで寝かせましょう。赤ちゃんが自分で寝返りをしてうつぶせになってしまうようになったら、1歳ぐらいまでは、気づいたときに仰向けに戻してあげましょう。

厚生労働省 SIDS予防啓蒙のリーフレットNPO法人 SIDS家族の会 ホームページを参考にしてください。