赤血球が分解された後の物質であるビリルビンが増加するために皮膚の色が黄色になった状態をいいます。
ほとんどの赤ちゃんは黄疸をみとめ、生理的なものが多く、生後1~2週間で消えていきます。母乳栄養の乳児の一部で黄疸が一か月以上持続することがありますが、母乳性黄疸と呼ばれ問題ありません。生後24時間以内に黄疸があらわれたり、異常に強い黄疸を呈した場合は、病的黄疸が考えられ治療が必要です。放っておくと核黄疸という、脳神経細胞が障害されて起こる病気になります。黄疸が気になる場合は、小児科にかかりましょう。