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保育園・幼稚園入園後の感染症

保育園・幼稚園入園前で集団生活前のこどもは、抵抗力を持っておらず、集団生活が始まると、様々な病原菌にさらされ、風邪など感染症にかかる確率が上がります。
感染症にかかる前にできることは、予防接種、手洗い、うがい、食事や睡眠をしっかりとり、規則正しい生活を心がけましょう。
保育園・幼稚園にはこどもの数に比例してウィルスがいて、入園後はお互いに風邪をうつしあうことになり、結果として、風邪症状を繰り返すことになります。免疫能が未熟なので、異なるウィルスに感染を繰り返しますが、徐々にウィルスとの戦い方を体が覚え、風邪にかかる回数もゆっくり減っていきます。最初の数カ月~半年は焦らないようにしましょう。
風邪のウィルスには特効薬はありません。水分をたくさんとって、家でゆっくりと休みましょう。咳がひどい、鼻水・鼻づまりで辛そう、のどの痛みで食事量が減少、水分摂取ができない、発熱がありぐったりする、嘔吐・下痢がとまらない、耳を痛がる、呼吸が苦しそうなどの症状があれば、病院を受診しましょう。
感染症をまわりに移さないためにも、咳エチケットやマスクの使用に配慮しましょう。
春から初夏にかけて増える感染症は、溶連菌、水痘、手足口病、胃腸炎などがあります。日本病児保育協会のホームページの「子どもに多い病気の年間カレンダー」を参照してください。
クリック⇒感染症 カレンダー