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赤ちゃんが安心できる抱っこの方法:その1  縦抱っこ

縦での抱っこは、赤ちゃんの自然な姿勢が保ちやすく、赤ちゃんの背中が自然とCの字カーブになり、抱く人にとっても身体に負担の少ない抱っこができます。

①赤ちゃんの肩を少しあげて、首の後ろに手を入れます。
②赤ちゃんの手は真ん中に揃えてあげます。

③反対の手をお尻の下に手を入れます。

④お母さんの胸を赤ちゃんにぴったりとくっつけるようにして抱き上げます。

⑤赤ちゃんの身体が自分の身体に寄り添うように抱っこします。
⑥赤ちゃんの頭は、お母さんが赤ちゃんのほっぺにキスできるぐらいの高さにします。

⑦赤ちゃんのお尻は腕で支えて、お尻の位置はお母さんの肘の近くにします。

⑧赤ちゃんの脚はM字に開脚して、お尻より膝が上にあるようにします。

⑨赤ちゃんの手はお母さんにしがみつくようになっているといいです。

⑩赤ちゃんの顔が埋もれてしまうと苦しくなります。顎と胸の間が指2本分くらい離れているといいでしょう。

⑪身体がねじれないように、背中がCの字カーブになっているといいです。

⑫首がすわるまでは、首を守るよう必ず、首の後ろには手を添えるようにします。

🌸抱っこする人の体勢

①高い位置:抱っこする人の胸の位置に赤ちゃんを寄り添わせ包むように抱っこします。赤ちゃんの頭がデコルテのあたりに来るようにします。

②赤ちゃんのお尻は、手首ではなく腕に座らせるようにして支えます。赤ちゃんのお尻の位置は肘に近い位置にします。

③抱っこしている手の甲を上向きにします。     (腱鞘炎予防になります)

④抱っこしているときに反り腰にならないように注意しましょう。

次回は「赤ちゃんが安心できる抱っこの方法」横抱っこを掲載します。ご覧ください。