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小児科医のブログ
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赤ちゃんの皮膚トラブルへの対処方法

赤ちゃんは、生まれてしばらくの間はママのおなかの中にいた時のホルモンの影響で、皮脂の分泌がとても盛んです。そのため、毛穴が詰まりやすく、皮脂腺に脂がたまって湿疹ができやすい状態になっています。 乳児湿疹を予防したり、症状を改善させたりするためには、自宅でできるスキンケアしていきましょう。ケアのポイントは泡石けん・泡シャンプーを使って肌をきれいに洗うこと皮膚の洗浄と、洗浄後の保湿とこまめな保湿ケア...

急性ウィルス性胃腸炎による嘔吐・下痢の処理方法

家庭内で広げないために 急性胃腸炎のウイルスは感染力が強く、また環境にも強く乾いた場所では約10日生きています。石けんや消毒用アルコールにも強いため、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤:ハイターやブリーチなど)などで消毒しなければ死滅しません。便や嘔吐物には大量のウイルスが含まれていますので、汚物の処理をするときは、できればエプロン(袖付きのもの)、使い捨ての手袋、マスクをしてください。   汚...

おむつかぶれの対処方法

おむつかぶれの原因はひとつではなく、さまざまな要素がからみ合って起こります。 〇おしりに付着したおしっこやうんち 〇おしりを拭く時にこすりすぎる 〇おしりが十分に乾かないうちにオムツはかせている 〇オムツやおしり拭きの素材が赤ちゃんの肌とあわない 〇胃腸炎のときの頻回な下痢 〇栄養不足など     ≪おむつかぶれになったら≫ ●おしりをこすらない ●シャワーなどで洗い流す(シャ...

腹部マッサージと肛門刺激(綿棒浣腸)    赤ちゃんのお腹が張っている時の解消方法

赤ちゃんは、便がゆるくても、腹圧をかけるのが上手ではないため、便が出にくくなる場合があります。 下腹部にガスがたまって張っていたり、おならはよく出るのに排便が数日間なく苦しそうだったりする時は、以下の方法を試してみてください。   ≪腹部マッサージ≫  3、4本の指先で赤ちゃんのお腹を軽く押さえながら、へその周りを「の」の字を描くようになでると、腸の動きが促進されます。   ...

『タミータイム(うつぶせ遊び)』赤ちゃんの発達を促す⁉

『タミータイム』って聞いたことありますか? タミーとは英語で「お腹」という意味の単語です。 タミータイムとは、赤ちゃんが起きているときに、大人が見守っているなかで、うつぶせにして過ごさせることを言います。日本では、「うつぶせ遊び」「うつぶせ練習」「腹ばい練習」などと言われています。 乳幼児突然死症候群を予防するために、米国小児学会は、赤ちゃんを仰向けに寝かせることを推奨しました。しかし、そのことに...

授乳後の排気の方法

授乳後のゲップは縦に抱えて、背中をたたくのが定番になっています。背中をたたくとその刺激で体を緊張させてしまうので、ゲップも出にくくなりますので、たたくのはお勧めできません。優しくさするようにしましょう。 ①授乳後、赤ちゃんの首と背中を抱えるようにして、お尻をお母さんの腿の上にのせます。 ②首から後頭部を支えて、顎が上を向くようにしょう。手は耳の後ろ側にくるようにして、顎が下がらないようにさ...

ふれあい遊び

ふれあい遊びとは、親子で体を動かして楽しむ遊びのことをいいます。 赤ちゃんのコミュニケーションの発達には、目を合わせて声かけをし、やさしく体に触れてあげることから始まります。愛おしく思い目を見て話しかける、身体に触れる、やさしく抱っこすることが大切です。   「ふれあい遊び」には次の5つの良い効果があると言われています。 ①ママ、パパとの信頼関係をつくる       赤ちゃん時代に一番大...

赤ちゃんが安心できる抱っこの方法:その2  横抱っこ

横抱っこは、腕で浮き輪をつくるようにして抱っこします。 ①赤ちゃんの横に座ります。 ②赤ちゃんの両手を前にそろえます。 ③頭側の手を首から背中の方に差し込みながら、お母さんの胸をぴったりと赤ちゃんにくっつけます。 ④腕までしっかりと差し込み、手がお尻あたりに来るようにします。 ⑤お尻側の手は、赤ちゃんの脚裏を通していきます。 ⑥両手を組むようにして、赤ちゃんにからだを密着させて...

赤ちゃんが安心できる抱っこの方法:その1  縦抱っこ

縦での抱っこは、赤ちゃんの自然な姿勢が保ちやすく、赤ちゃんの背中が自然とCの字カーブになり、抱く人にとっても身体に負担の少ない抱っこができます。 ①赤ちゃんの肩を少しあげて、首の後ろに手を入れます。 ②赤ちゃんの手は真ん中に揃えてあげます。 ③反対の手をお尻の下に手を入れます。 ④お母さんの胸を赤ちゃんにぴったりとくっつけるようにして抱き上げます。 ⑤赤ちゃんの身体が自分の身体...

赤ちゃんが安心できる抱っこの基本

赤ちゃんはお腹の中にいた時と同じような環境が、心もからだも穏やかになって落ち着くと言われています。赤ちゃんは、からだ全体が包まれた、からだを丸くした姿勢をしていました。この姿勢を保てるような抱っこが、赤ちゃんは安心できると言われています。赤ちゃんの背中は、Cの字カーブになっています。この状態を保ちながら抱っこをすることが大切です。素手で抱っこが上手にできると、お母さんの身体の負担も軽くなりますし、...